悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

コア銘柄

配当銘柄で失敗し、今更ながらだが、投資方針の変更をしている真っ最中だ。
グロース1本で行きたいが、グロース・オンリーだとリタイア組なので、肝心な時に困るという矛盾を抱え、試行錯誤の繰り返しだった。

これまで、グロースとバリューという色分けをしていたが、グロースとコアに色分けを変えることにした。
バリュー企業は、長年米国経済を牽引してきた企業が多い。
配当貴族と言われ、長年継続して配当額を増やし続けた実績は、それなりに敬意と尊敬を払う必要がある。
ただ、小売り業はアマゾンに、石油・ガスはクリーンエレルギーにというように取って代わられる業種もあり、会社の平均寿命が30年と言われる時代に、未来永劫に渡って企業が存在し、配当を支払ってくれると勘違いしないようにしないと痛い目にあう。
配当目的は止め、結果として配当がついてくるような投資をしたいとコア銘柄という言葉を使うことにした。

コア銘柄は、これから10年以上成長を続けられる企業と考えている。
携帯電話であれば、配当に目が眩んでA&Tにしたが、A&Tは多額の債務や、経営難のTVを抱え万全とは言えない。
その点、ベライゾンは多額の債務もなく、問題なく5Gに資源集中可能だ。
最初からベライゾンを選択すべきだった。
3月のコロナ騒動では50㌦周辺まで落ちたが、チャートでは55㌦から60㌦周辺で安定している。
10年前の35㌦から現株価までの成長を見ると、配当を含め十分投資に値する。

買う買わないかは別として、半導体のエヌビディア、カードのビザ、飲料のコカコーラ、昨日書いた再生エネルギーのネクステラ・エナジー、持ち株では、決済のペイパル、遠隔診療のテラドックなどが該当すると考えている。

ただし、すでに高額になった銘柄は避けたいところだ。
ということで、早速昨晩、新規ではベライゾンネクステラ・エナジー、再参入ではコカコーラ、航空から決算の良かったサウスウェスト・エアラインズを買った。

せっかく自己資金を増やしたのに、銘柄数を増やし自己資金を減らす結果となった。
良かったのか、悪かったのか?