悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

バーテックス・ファーマシューティカルズ(VRTX)とインピンジ(PI)を買う

監視中のシーア(SEER)が金曜日、16.11%UPの68.92㌦まで上昇。
上昇した理由を調べたが判らない。
買えなくて残念だったが、有望銘柄と思うので監視続行だ。

これまで、ノババックス、フルジェント、ダームテクなど、買ってすぐに上昇というラッキーが続いてきたが、そんなことは長くは続かない。
基本は長期投資なのだが、短期で買値の2倍を超えたら売り、買値から10%下げたらやはり売りというのが大まかなルールだ。
もう少し、じっくり、じっくりと思っているのだが、米株は動きが速く、売ったり買ったりがとても忙しかった。
一方、業種は違うが、クラウドストライクは76㌦で買い、現在242㌦と、じわり、じわりと時間と並行して上げてきた。
こうした銘柄は、まったく売る気にならない鉄壁銘柄だ。

先週に買ったバーテックス・ファーマシューティ(VRTX)とインピンジ(PI)は、クラウドストライクと同パターンを望んで買った。

バーテックスは、エディタス・メディシン(EDIT)、シーア(SEER)に並んで買いたい銘柄だった。
希少遺伝疾患で、嚢胞性線維症(CF)という病気の治療を独占。
米国で4つのCF薬を保有し、長期的に安定した収入を得ることが可能だ。
ただ、昨年トリプシン欠乏症(AATD)の臨床結果は失敗、株価は300㌦付近から現株価まで急落した。
株価は、底値からの回復期のように見えるが、ダメージは大きかったようで、底練りをしている印象だ。
下手をすると更に下の可能性もあり、慎重に買い進めることにする。
2021年は67億㌦、2022年は77億㌦の収入予想で、利益は26億㌦と30億㌦になる。
多額な現金を所有、無借金経営だ。
優良銘柄ながら、株価の急速な上昇を期待をしていない。
長期で結果を残す銘柄だ。

もう一方のインピンジは、過去に買い薄利で一回手放している。
インピンジはRFID(無線周波数識別技術)と呼ばれる技術を用いたタグやセンサー、さらにソフトウエアを開発している。
このRFIDタグは小型で耐久性があり、電源を必要とせずに情報を送信することができるため、メーシーズやザラといった小売り企業は同社の技術を採用して、在庫管理や人気商品の特定、あるいは万引きや偽造品の防止に活用している。
また、在庫の把握や、効率性向上のために分析可能なデータを記録するうえで、RFIDタグはバーコードよりも優れている。
時価総額は16億㌦、売上も2020年1.38億㌦強と小さく、これからの事業だ。
チャート上ではきれいな右肩上がりで、現株価は高値付近と高いが、第4四半期の決算は良かったようなので、押し目を狙うがとりあえず打診買いした。
SBIの財務詳細では2021年度の業績収入予想は1.73億㌦だが、コロナ後のジャンプアップ銘柄になるのではないかと密かに期待を寄せている。