悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

BIIB・VTRSどちらを選択

いま、バイオジェン(BIIB)を買うか、ヴィアトリス(VTRS)を買うかで迷っている。

バイオジェン(BIIB)は、エーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム」が今月初旬、FDAに承認された。
株価は280㌦近辺だったのが、400㌦を超え現在383㌦。
一方、ヴィアトリス(VTRS)はファイザー(PFE)から2020年11月に後発品医療薬ビジネスを扱う部門をスピンオフし、後発医薬品メーカーのマイラン(MYL) との統合した会社だ。
株価は15㌦周辺で、大きな変化はない。
現株価で2.93%の配当、PBR 0.77倍と割安だ。

以前なら間違いなく、将来性の高いバイオジェンを買ったと思う。
ただ最近、株に対する見方が変わってきている。
事業と業績、そして安定した株価の株もポートフォリオに加えることが嫌ではなくなってきている。
少し前に買ったロッキード(LMT)やグラマンNOC)も買値周辺を行ったり来たりで、買値からあまり変わっていない。
少し前だったら動きのない株はすぐに売却したが、いまはじっくり待てるようになった。
この年になって、ようやく攻めと守りのバランスが大切なことを判って来て、お恥ずかしい限りだ。
ただ、今度のBIIB・VTRSの選択に関しては、BIIBの株価がどこまで下がるかによるので、もう少し待ちたい。
あまり下がらないようであれば、VTRSかな?