悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

BYNDとCRWD

米国のIPOも、期待されて最初は飛ばすが、後に初値以下になる傾向にある。
ここ1年前後で上場したUBERLYFT、PINS、WORK、BE、NIOなど、期待値が高く将来を嘱望された銘柄だが、上場時に値は上げたが、6ヵ月後ロックアップ解除後の株価は惨憺たる結果となった。
期待に業績が追いつかない結果だろう。
以前から見るだけで買えなかったBYNDとCRWD。
BYNDは今年5月上場。参考価格25㌦初値46㌦、8月の最高値234㌦。9~10月に80㌦まで一気に下げ、その後だらだらと現在73.66㌦だ。
BYNDはビル・ゲイツ財団などが巨額の出資をている植物由来食品メーカー。
米国のDenny’sとBeyond Meaと提携して、新メニュー「Denny’s Beyond Burger」にBeyond Meatの肉代替品を使用している。
同業との競争激化で、値引きや販売促進策が必要になる可能性も指摘され、何ともむづかしい株だ。
業績の伸びは素晴らしいが、株価は参考価格の3倍とまだ高い。
もうひとつのCRWDは、6月にNASDAQ新規上場。参考価格34㌦。
セキュリティ・クラウドサービス「ファルコン」を提供。侵入者情報を他の全顧客と共有して集団防衛することに特徴。
本年度期待のSaas銘柄。
初値63.5㌦。8月20日の高値99.23㌦で現在52.95㌦。
参考価格の34㌦の2倍はない。まぁ、まぁの水準だ。
ただ、両銘柄ともに50㌦以上、買う基準からは外れている。
手持ちの米㌦の半分は使いきってしまった。
今後、日本株の整理をし、米株にシフトする時点で考えることにする。