悠々自適の株式投資

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IPO5銘柄比較

日経新聞8/25 電子版にユニコーン5社の上場申請の記事があり、この記事を基にして9月のIPOに参加した。
因みに、内訳はユニティ、スノーフレイク、アサナ、SumoロジックにJFrog。
ユニコーン5社の申請日が揃うのは珍しいと書いてあった。

スノーフレイクは今年最大の注目株だったので知っていたが、他4銘柄はこの記事が出るまで全く知らなかった。

検索すると、ユニティはゲームエンジンの会社で、そのソフトはゲーム開発者、アーティスト、建築家などに広く利用されているとのこと。
このゲームエンジンを利用すれば、誰もが独自のゲームが作れるらしい。
ゲームエンジン大手は、ユニティとアンリアルが有力。
ゲームでは、ポケモンGOはユニティ、ファイルファンジーはアンリアルだ。
オンリーワンではないが、アンリアルという強敵が1社あるのみ。
面白いと思った。

JFrogは、ソフトウェア開発者向けプラットフォームを開発していることはわかったが、内容はチンプンカンプンだ。
ただし、競合他社も少なく投資妙味があるとのネット情報。
まぁ、信じるか信じないかは買って見ないと分からない程度。
決め手はとなったのは、JFrogはイスラエルの企業だったということだ。
インテルに買収されたモービルアイもイスラエルの企業で、イスラエルのIT企業は、優秀というイメージがあり、買ってみる気になった。

そんなことで、5社のうち、ユニティ、スノーフレイク、JFrogは上場日前後に買った。

その後だが、ユニティを筆頭に3銘柄ともに値を飛ばし、市場の評価は、ユニティ、JFrog、スノーフレイクの順となった。
期待のスノーフレークは、初値が高すぎたのだろう。
ただし、アルテリックスやパランティアを含めたビックデーター解析は、すそ野が広く、市場も大きい。
スノフレークは、そのリーダー的存在なので相変わらず期待をしている。

何はともあれ、3社は幸先の良いスタートだったが、同じIPOでもアサナ、Sumoロジックは冴えない展開が続く。

アサナも検索すると、結構ヒットする。
いまの世相にマッチしたビジネスモデルだが、スラックやマイクロソフトのワークと重なる印象があった。
それに、IPO後は、直接上場のためなのか株価は上がらない。
過去にはスポティも直接上場だったが、初値周辺の位置が長かったように記憶している。
直接上場は、株主のロックアップが無く、株主の売り出しによる株の分散に時間がかかると個人的には思っている。

Sumoロジックは、検索してもヒットしない。
従って良く判らないから、買わなかった。

SBI証券が「IPOスピードキャッチ」を開始、多くのIPOを取り込むようになったことで、IPO銘柄を初値から購入可能となった。
このことが原因かどうかわからないが、今年のIPOは粒揃いのようにみえる。
再度、今年のIPOを見直して、第2のピンタレストがないか探してみようと思っている。