悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

「TIPS」のその後

昨年11月モトリーフールの「FAANGを忘れてTIPS」という記事に触発され、テラドック、インテュイティブ・サージカル、ピンタレスト、スクエアを揃えた。
株価は高いと思ったが、インテュイティブ・サージカルは新規で買い、スクエアは同業のペイパルを売って購入した。
テラドックとピンタレスは持っていた。

3ヶ月が経過し、その後の経過を記載する。
  買 値   1月29日朝の終値
テラドック          197.02 ➡ 262.84 ㌦(△33.41%)
インテュイティブ・サージカル 682.75 ➡ 765.36 ㌦(△12.10%)
ピンタレスト          34.28 ➡ 68.51 ㌦(△99.85%)
スクエア           172.47 ➡ 219.91 ㌦(△27.51%)

きょうの終値を切り取ったが、最近ボラが激しくあまり参考にならないかもしれないが、4銘柄ともに堅調だ。
個別の感想も記載しておく。

まず、テラドック。
遠隔診療のテラドックと、テクノロジーを活用した慢性医療管理のリボンゴ・ヘルス合併の発表が昨年8月。
元々両銘柄ともに業績を伸ばしていて、ずっと眺めるだけだったが、合併の相乗効果を期待、10月から買い始めた。
合併完了の12月頃まで株価は購入価格付近を行ったり来たりだったが、1月になってから少しづつ動き出した。
業績絶好調同士の合併なので、まさに「1粒食べて2度おいしい]銘柄となる予定だが、どうだろう?

インテュイティブ・サージカルは、22日の決算発表を受けて下落したが、その後は多少持ち直した。
2020年の収入、利益率ともに19年より下がったが、コロナの影響を受けたものなのでこの調整は仕方ない。
ただし、手術システム「ダビンチ」に陰りなく、泌尿器科産婦人科の手術で既に支配的な市場シェアを有し、胸部、大腸、軟部組織(骨格以外の組織)の手術についても、今後数年で大きな市場シェアを獲得すると経営陣は予想している。
2021年度は収入、利益率は20年よりは良くなる予想だ。

ピンタレスは19年4月IPO価格19㌦に対し初値24㌦で上場。
結婚式、ファッション、フィットネスなどさまざまなテーマに関する情報などユーザーに発見させるプラットフォーマーだ。
IPO時から株価は低落傾向で、底練り時期が長かった。
1年間ヤキモキして待ったが、こういうパターンもあると参考になったケースだ。
ビジネスモデルはニッチでオリジナリティに富む。
株価はこのところ冴えないが、我慢のしどころ。

スクエアとペイパルは、スモールビジネスを営む零細企業の手助けとなる決済サービスを展開している。
買換える前のペイパルは200㌦台、スクエアは172㌦だった。
SBI記事の⽶国株式One Pager、スクエアを見ると2017から利益が出るようになり、年々拡大してく様子が表で見て取れる。
時価総額も740億円まで上昇、もはや小型株とは言えないが、業績は安定的に推移していくものと思う。

この4銘柄はコア銘柄として、長くお付き合いしたいものだ。
モトリーフール記事も書く人によって、同一銘柄の見解が異なることもあるが、とても助かるありがたい情報媒体だ。
これからも、活用させていただきたいと考えている。