悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

いろいろあるさ

新型肺炎の影響で日本の株価は思わしくない。
こうして、株価がずるずると下がると、一端退却したい気持ちが出てくる。
一般的に言うロスカットだ。
一定比率を決め、超えたら機械的に売却する方法だ。
本来なら10%下げたら売却と決めていた。
ただ、いま残しているものは、そうはいかない。
「わかっちゃいるけど止められない」のだ。
買っているマザース市場は、実力以上に期待買われている銘柄が多く、PERやPBRといった価値を測る尺度からは、もともと外れている。
いまは東証1部のPERやPBRが外国と比較して極端に低いことや、企業もそれなりに利益をあげているので、安定した東証1部に人気が移行し、マザーズ市場は閑散とした印象を受ける。
また、マザーズ市場は期待と株価と実態がちぐはぐで、決算のたびにがっかり売りも多い。
特にバイオは赤字体質で、パイプラインの進捗状況を頼りに株価を維持しているので何かあると真っ先に売られる傾向にあるように思う。
日々株価は変動し、その変動に心も動きやすい。
逆風が吹く中でどうポジションを取っていくか迷うところだが、決めているのは、まだまだロスカットはしない。
「辛抱」の一言だ。
株価はちぐはぐだが、企業の成長性や独自性も考慮しなければならない。
そして、成長には時間がかかるのだ。
そーせいの筆頭株主の五味氏は、個人投資家の間では超有名人だ。
2015年ヘプタレス子会社化以降株主として参加したと記憶している。
平均購入株価もそれなりだと思うが、筆頭株主を続けている。
ラクオリアの筆頭株主の柿沼氏のブログには、ラクオリアの動向など綴ってあり興味深い。
私自身もそーせいとラクオリアとの付き合いは長い。
昔なら、他の株すべて売却して2つに集中投資したかもしれない。
まぁ、いまはそんなことはしないが...。
バイオは景気や地政学リスクに左右されない強さと、未来がある。
バイオに限らず、投資企業の業績や計画の狂いがなければ長期投資は報われると思っている。
新型肺炎も長ければ5月という予想があるが心配しても仕方ない。
安くなったら買うだけだ。
いつまでも上がり続ける株もないし、下がり続ける株もないのだ。