悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ソフトバンク

SBG、ウィーワークの騒然とした報道が一段落した。
「落ちたソフフトバンク」「たった1日で損失450億円」など、孫社長は散々だ。
SBGは株価が1円下がると、全体で約4億6240万円を失うので450憶という数字は100円下がったに過ぎず、無責任な報道だ。
これまで上場したスラックテクノロジーやウーパーの株価の下落で株主の信頼を失いつつあるので、仕方ないが、ほんとうのところはどうだろう。
下がったところを狙いたい投資なので、内容を一応調べてみることにした。
過去のSBGの例を見ると、投資から回収時期まで結構なタイムラグがある。
そういう私自身もSBGに100万円投資後、10万円まで下落し堪らずに売却した。
その後、株式分割を数回行い、現在も持続けていたら幾らになったか見当もつかないが、かなりの金額になったはずだ。その後の投資でうまくいったので、残念とは思わないが悔しい思いはある。
今回の説明会で孫さんは、ソフトバンクビジョンファンドは2019年9月末で 累計投資成果は1.8兆円の増、0.6兆円の減。合わせて投資利益は1.2兆円と増えている。また、ウィーワーク20年4月行使予定のコミット済ワラントを110㌦から10月に前倒しして11.6㌦まで下げて購入、平均取得額も89.4㌦から19.38㌦まで下げるという。
ウィーのビジネスモデルは乱暴に言うとビルをどんどん建てて、企業にリースする森ビルみたいなもの。
SBG決算説明書の表では、現在建築中の建物は全体の3割。1年未満の建物も3割。13か月以上経過の高収益物件が3割とある。
投資のスピードが速すぎるための赤字という解釈だ。単純に建築を中止すればV字回復すると孫さんは言っている。
SBI証券のSBGの業績のレーティング分布は1週間前で、強気10やや強気1中立1。
株価は6,000円から4,000円前半まで下落、5日線は上昇。他にもいろいろ叩かれての株価だ。投資には良いタイミングに思える。現金が減るので迷ったが、ETFのつもり4,266円で購入した。