悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

そーせいのエナジア日本承認

そーせいは相変わらず冴えない展開が続くが、ようやく昨日、日本でのエナジア承認を受けることになった。
これで、薬価基準収載品目リストに掲載され、医薬品として処方される。
口腔咽頭カンジダ症のオラビ、COPDのウルティブロ、シーブリに続く第4品目となる。(権利を売った避妊薬を含めると5品目)

そーせいはノバルティス社に、グリコピロニウム(NVA237)に関する特定の用途および製剤の知的財産権を導出しているが、NVA237使用剤のエナジアはウルティブロ、シーブリに続く3剤目となる。

喘息患者は世界中で3億5800万人、日本では約800万人が罹患していると推定されている。
それまで世界でトップの気管支喘息剤はGSKのアドエアだ。
アドエアは世界で2013年には5,274百万ポンドを売ったが2018年は約半額の2,422万ポンドまで落としていることが気になるが、それでも2,422百万ポンド(約3,200憶円)だ。

エナジアは世界初のステロイド混入剤だ。
アドエアより薬効は優れていると言われ、そーせいの4剤のなかで最も売れる商品だ。
数少ないブロックバスターとなり、1,000憶円を超えるものと思われる。
これでウルティブロ、シーブリの特許期間の延長とともに、そのロイヤリティはそーせいの財政にかなり寄与すると思う。
現在の株価は兎も角として、そーせいは着実に成果を出している。
時を待つことだ。