悠々自適の株式投資

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そーせい、アッビィと新規創薬提携

1年間に2社との新規創薬提携を目指すそーせいが、アッビィとの提携を発表した。
これにはびっくりした。
すでに、アッビィに買収されたアラガンとそーせいで、アルツハイマー病を含む主要な神経系疾患を対象としたⅯ1およびⅯ4の契約を2016年の締結していたからだ。
今回の契約は、アラガンとの契約とは全く別物と田村社長は言っている。
アッビィは世界で10指に入る製薬会社で、多くの部門を抱えているはずだ。
アラガン買収グループと別部隊が、今回の契約を担当した可能性はある。
ただ、M1とⅯ4はアラガンにとって大きな買い物だったはずで、その件を全く知らないということはあり得ない。
M1.M4の評価で、今回の契約となっていればうれしいが、真相は未だ藪の中。
アッビィは、12月までに新たなパイプラインを作成とあるので、M1、M4の行方はもうしばらくおあずけだ。
それにしても、そーせいの契約金額の大きさにいつもびっくりさせられる。
今回の契約は、契約一時金と初期マイルストン合計で最大32百万米ドル(約34億円)、さらに、オプション、開発・販売の達成に応じた、最大377百万米ドル(約402億円)のマイルストンに加えて、グローバルでの販売高に応じた段階的ロイヤリティを受領する権利を有するというもの。
今回の契約で、販売のロイヤリティを含めると莫大な金額になる。
こうした、契約を取れるヘプタレスは何者ぞだ。

そーせいは2019年から中国でCOPDに効果のあるウルティブロ、今年度EUと日本で気管支喘息のエナジアを販売する。
積みあがるロイヤリティと年々増えるマイルストン、それに新規契約。
時間はかかるかもしれないが、とても楽しみなそーせいヘプタレスになったぞ。