悠々自適の株式投資

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ゲノム関連のエディタス・メディシン(EDIT)打診買い

以前から、ゲノム関連銘柄を買いたいと思っていたのだが、内容はトンデモハップン、何を買えばいいのかもわからない。
わからないながらも下記のように調べてみたが、正確性の保証はないので悪しからず。

ゲノム技術には、置き換えと編集がある。
ゲノム置き換えはゲノム編集が誕生する前の技術で、いまはゲノム編集が主力。
ゲノム編集は医療分野を始めとする多くの業界で実用化が進んでいて、特定の遺伝子をピンポイントで改変することが可能であるため、遺伝子組み換え技術に比べて効率が良く、「クリスパーキャス9」という技術が確立されたことで研究が加速している。
この技術を簡単に言うと、それまではDNAを置き換えることも大変だったが、クリスパーキャス9というハサミでDNAを切ったり貼ったりが可能になったことで、編集という言葉が使われるようになった?ということ?
(正直よくわからないが、当たらずとも遠からずと思う)

しかも、クリスパーキャス9は、扱いやすさに優れ、複数の異なる遺伝子を同時にターゲットにすることが可能らしいから、ゲノム編集ツールとして急速に普及している。

2020年のノーベル化学賞には、この「ゲノム編集」の新たな手法であるクリスパーキャス9を開発したドイツの研究機関とアメリカの大学の研究者2人が選ばれた。
プランク感染生物学研究所 エマニュエル・シャルパンティエ所長とカリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ教授だ。

ゲノム銘柄は、ダウドナ博士が共同創設者およびアドバイザーであるインテリア・セラピューティクス(NTLA)と、CRISPR-Cas9発見者の1人であるチャン博士が共同創設メンバーでマイクロソフト創業者のビル・ゲイツが投資しているエディタス・メディシン(EDIT)が有名だ。
このダウドナ博士とチャン博士でクリスパーキャス9の商業利用で特許係争が繰り広げられていたが、どちらの特許も成立している。
その他にも、ノーベル賞シャルパンティエ所長関連のCRISPRセラピューティクス(CRSP)があり、この3銘柄がビックスリーといったところだが、個人的にはビルゲイツのエディタス・メディシンかなと思っている。

あと、いろいろ探ししていくうちにタンパク質とゲノムを組み合わせた解析のツールを提供するシーア(SEER)もあった。
シーアは2017年3月に創業、昨年12月4日NASDAQに上場したばかり。
新型コロナウイルス治療薬開発に必要なタンパク質の解析を行っている企業。
公開価格19㌦の価格に対して、40㌦後半からスタート、一時は80㌦を超え、現在60㌦台だ。
SBI財務詳細によると売上は2019年116,000、2020年予想697,000、2021年予想3,826,000とある。
そのかわり赤字も2021年でも▼49,000,000だ。
買うかもしれないが、もう少し動向を見てからになる。

この他にも、ゲノム関連ではインビティ(NVTA)イルミナ(ILMN)バーテックス・ファーマシューティカルズ(VRTX)など魅力的な銘柄があり、ゲノムは幅が広い。
それぞれ特徴も異なり、みんな買いたくなる。

だが、ポートフォリオがバイオに偏るのは良くないので、当面はエディタス・メディシン。
あとはバーテックスかなぁ。
資金が許せばどこかで買いたい。

ゲノムはむづかしいから止めておけばいいのに、医学の革命と思っているのでほっておけない。
そーせい同様、時間が必要かもしれないが、革命的進展を身近に感じることが出来るかもしれないので、楽しみとして投資していることもある。