悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ファストリー (FSLY) 、ロイヤルティ ファーマ (RPRX) 決算

ファストリー (FSLY) の決算が悪かったとの評価で株価が下がった。
売上高は8,300万㌦で前年比40%上昇し、EPSも-0.09㌦(予想-0.11ドル)で市場予想よりも良好だったが、1-3月期売上高見通し、年間見通しが市場の予想を下回ったために大きく売られた。

ロイヤリティファーマ (RPRX)の決算は、総収益は5.72億㌦(予想5.47億ドル)で市場予想を上回った。
また、ロイヤリティも従来予想の6~9%から7~10%に引き上げたが、内容はサプライズに乏しく、やはり売られた。

改めて株は決算次第と思った。
決算が市場の評価より良ければ上がるし、悪ければ下がる。
当たり前のことだが、未来のビジネスモデルを追いかけるより、好調な株価を維持する企業の財務予想を見て買ったほうが間違いない。
夢を追うような全個体電池のクァンタムスケープ(QS)や、自動運転のルミナー・テクノロジーズ( LAZR)は、決算で実績を出してから買い始めても遅くないということだ。
ピンタレストやスクェアのような実績があって、成長性の高い銘柄の押し目を狙えということだと思う。
今後は、財務詳細をもっとよく見て小~中型で決算良好銘柄に絞って投資することにしようと思った。
この決算を受けて、ファストリーは売却、ロイヤリティファーマは保持とした。

自分は、どちらかというと夢を追いかける銘柄が好きで、日本での失敗の原因となっていることが良く解かった。
幸いなことに、米株で致命的な失敗はいまのことろない。
セーフティゾーンにいる間に、視点を変えた投資方法に早めに切り替えることとした。
多分、それが王道なのだろう。