悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ラクオリア

投資方法にもいろんな視点がある。
パフェット流、シーゲル流、個別株テンバーガー狙いなどなど・・。
ツールも、さまざまなETF、最近はロボットアドバイザーも出現した。
私の現在の投資方法は、いったい何なんだろう?
最近は、退職金を減らさない投資を考えたり、攻めの投資も健在だが確たるものがない。
昔、メリルリンチの営業マンに投資する銘柄は3~5銘柄。と言われた。
だが、現在はゆうに10銘柄以上投資している。
あちらこちら目移りして一貫性がない。
最近、持ち株を整理し、びっくりしたのはラクオリア、そーせい、ステムリム、サンバイオなどなど10バーガー候補がずらずらと並んでいることだ。
日本株の金額比率では、バイオが80%、ITが13%、その他が7%となった。
圧倒的にバイオ中心だ。
中でもラクオリアは投資金額の40%を占めていた。買っている自覚はあったが、これほどとは....。
しかも、購入単価は1,463円、現在1,350円だ。マイナス7.7%。情けないことこの上ない。1,000円台まで落ちた時に、利益の出ていたそーせい株を泣く泣く売って、平均単価を下げても追いついてこない。ヤレヤレだ。
反面、そーせいは1,258円で買い現在2,570円、約2倍となった。まだ半分ほど所有している。
ラクオリアとそーせいでトントンだ。
東証1部銘柄の多くを整理したので、ラクオリアがポートフォリオで大きなウェイトを占めるようになった。
40%は問題だが、銘柄そのものは、まぁ、あまり心配していない。
ラクオリアは、パイプラインが豊富だ。なかでも韓国のCJという企業に導出した逆流性食道炎に効果のあるテゴプラザンは成功だった。
びらん性、非びらん性、双方に効能があり、武田のタケキャブを(びらん性のみの効果?)凌ぐと言われている。
この薬、CJが導出した中国で治験が進み、早ければ2022年には上市予定だ。
また米欧に繋がる導出契約もCJと今月締結予定だ。
韓国でのテゴプラザンや、米国アラタナに導出した動物薬は欧米で販売となっているが、業績にどう結びつくのかが興味深い。来年は黒字予定だ。
信用買い残が多いため、機関に翻弄されているが、黒字の拡大が見込まれれば株価はいやでも上がる。
ただ、治験が遅れたり、失敗もバイオの怖いところだ。サンバイオは治験の失敗で株価は10,000円から3,000まで急落した。
当たればでかいが、失敗したら大火傷する。
ラクオリアは、実績も伴ってきているので大負けすることはないと踏んでいる。
うまくいけば2022年に中国でテゴが販売開始となる。その頃の株価は5,000円を超えと妄想している。じっくり待っていたいと思っている。
「待てば海路の日和あり」かな?