悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

そーせい・ラクオリア・ステムリム

そーせいとはIPO以来10年以上の付き合いだ。ラクオリアも長い。
なかなか報われないのがバイオという印象だが、自分も過去に逆流性食道炎で苦しんだし、近親者に脳梗塞患者もいる。
安倍総理も胃腸系の希少疾患を患い新薬で救われて現在がある。
私もバイオ新薬に期待をしている一人だ。
株式投資を通じてその進捗状況を見たいと思い今日がある。
日本株で集中投資しているのは下記3銘柄。

そーせい
そーせいは有名な個人投資家の五味大輔氏が長年投資している銘柄だ。
五味氏は、現株価より高い水準で購入していると思うが、職業が医師という噂もあり、そーせいの将来性に強い期待をもっていると思う。
アメリカのアムジェンやギリアドなども乱高下を繰り返し現株価まで上昇してきた。
同じように、荒々しく変動を繰り返すそーせいの株価は、定着した見方がされていないことにあるが、世界有数の製薬会社と大型契約したヘプタレス社の新規医薬品候補が、世に出るまでは、株価の安定は望めないかもしれない。
ただし、田村社長は売上100億円で、東証1部入りを目指いる。
安定株主を確保したいのだろう。頑張って欲しい。
バイオで黒字銘柄は少ないが、その少ない銘柄の一つ。

ラクオリア
ここも個人投資家の柿沼佑一氏が長い。
前身がファイザー子会社中央研究所の割に地味な印象を受ける。
やっていることが、胃腸、疼痛関連が多いから仕方ないのかもしれない。
ただ、製薬会社との契約数はそーせいに引けをとらない。
韓国のCJ社に逆流性食道炎に効果のあるテゴプラザンを導出。これが成功した。治験を経て昨年から韓国販売開始している。
CJ社は中国やメキシコ、タイなど複数国にサブライセンス。
サブライセンス先の中国では、すでに⽬標適応症として主要評価項⽬達成している。今年度承認を得らることに期待している。
昨年11月に韓国のCJ社に欧州、アメリカを対象に導出。
今年度ぎりぎり黒字予定。

ステムリム
黒字からは遠いと思っていたステムリムが、今回のIRで、今期だけだとしても黒字というから驚いた。
塩野義の中期計画を見ても期待されているのは良く判るが、脳梗塞や心筋症はフェイズ2の治験開始若しくは治験中で、治験は遅れが出たり、結果の報告がなかなかでなかったりで、まだまだ、時間を要すると思う。
過度な期待を持たないようにしたいと思っている。
株価はようやく水準訂正の段階に入り、IPO価格の1,000円以上を希望している。