悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

日本株、来年はAIとバイオ

きょうは大晦日
今年の反省と来年の抱負をと書きかけてみたが、どうせ来年も行き当たりばったりのドタバタ投資になると思うから止めた。
それでも、若干の反省を踏まえ方向性を決めて、暮れだったが早速実践した。

日本株はSBIと大和に口座がある。
SBIはそーせい、ラクオリア、ステムリムとバイオ銘柄のみですっきりしていいるが、大和は、ソフトバンク、NTT、武田、パークシャー・テクノロジーと纏まりがなかった。
武田、ソフトバンクやNTTは、配当が高かったり、たまたま株価が安かったので買ったが、自分らしさに欠けていると思っていた。
そんなことでソフトバンク、NTT、武田を売却した。

同時進行でパークシャーの買増しをした。
IPO時には分割前16,000円があり、東大卒社長、アルゴリズム、といった期待のAI企業だったが、利益が出ていないから株価は冴えない。
だが、歴年の売上成長率は立派だし、計画通り進捗しているように見える。

資料をみると、利益は優秀な人材の採用やアルゴリズムのラインアップ拡張、研究開発の加速などの先行投資と書いてある。
カードや駐車場管理など事業領域の拡大も進んでいるようだし、パートナーもNTT、トヨタデンソーを始め、ベネッセ、東京海上など一流企業が年を追うごとに増えている。
過去に、楽天IPOしてから利益を設備投資やM&Aに充て、決算上の利益を出さない経営をしていた。
出た利益で雇用や設備投資に振り向け、領域を拡げている様子が資料から読み取れる。
株主に背を向けての拡大戦略や増資は楽天と同じだが、経営者とすれば当然のことだ。
もう少し時間が必要かもしれないが、結果はそのうちに出て来る。
持株は2,800円と長らく塩漬けだったが、難平して2,565円までこぎつけた。
このところの上昇で▼20%くらいあった赤字幅も▼1%とほぼイーブンまで回復。

あと買いたいと思っていたのはビックデーター解析銘柄。
ビックデーター解析は、あらゆる産業の問題解決に貢献する事業と思っている。
アメリカではアルテリックスやシースリー・エーアイが該当するが、日本もユビック、フリークアウト、テクノスジャパンなどなど多くの事業者がいる。
そんななかからALBERTとプレインパッドを選択してみた。
良い会社と思うが、株価が上がるかはわからない。

あとは、最近IPOのウェルスナビを購入。
自分もIPO前に使ってみたが、株に自信のない人や、株をやったことのない人には、良いかも知れない。
それに運用人数は、資料では9月22.5万人だが、12月7日時点で35万口座を上回る言っているので、宣伝効果もあって大幅に増えているかもしれない。
まだまだ需要はあるでしょうと買ってみた。
ただ、時価総額がなぁ?
まぁ、それはさておき最終日は273円UPと幸先の良いスタートとなった。

そんなことで、AIはパークシャーの買増し、新規でALBERTとプレインパッド、ウェルスナビ、バイオはそーせい、ラクオリア、ステムリムで、かなりすっきりした。

バイオのそーせいは10年以上の付き合いがあるし、ラクオリアも長い。
ステムリムもIPOした時から見てきた。
バイオは時間がかかりまどろっこしいが、人に役立つ創薬を生業とした事業。
コロナワクチン完成までの時系列での出来事も興味深かったが、バイオはガンや脳梗塞などの治療薬の進捗を見守ることも出来る。
完成までの間の株価は冴えないので我慢が必要だが、この暮れからはポートフォリオに最先端のAI銘柄が加わりバランスが良くなったと思う。
暮れに種を撒き直したのが、来年どう変化するか楽しみも出来た。
よ~し、来年も頑張れる気になってきたぞー。