悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

新年早々

昨年は、日本株下落で足を引っ張られたが、米株式の貢献で資産は増えた。
全体だと約1.5倍増と堅調だった。
ここ5年間で3年前は酷い年だったが、あとの4年間はまぁまぁだった。
現在の資産状況は、国内株が15%、米株は48.8%、野村が22.2%、貯金は13.9%だった。
また、資金をSMAに廻したことで、不安定変動株式が64%、比較的安定的資産SMA+貯金は36.2%と大幅に増えた。
比較的安定的資産を増やしたことで、新年は、思い切っていける環境が整った。

昨年、ズームとテスラを売買した。
もうすでに手持ちにないが今後の参考にと、いまも監視を続けている。
ズームは承知のようにコロナ騒動で業績を伸ばした。
株価も1月の100㌦から10月には588㌦まで飛び、そして失速、現在337㌦まで下がった。
反面、テスラは割高と言われても、どこ吹く風、分割後100㌦付近から700㌦まで上がり、まだ上がる気配だ。

ズームとテスラの違いは何だろう?
コロナという一過性トレンドの終焉?、エネルギーや温暖化など社会の仕組みが大きく動く起点が去年だった?
規模や単価の違い、化石燃料からの脱却、最先端IT技術約物、それとも単なる人気?
これだけでテスラの700㌦という株価の説明は出来ないと思う。
ズームの下がる理由は分かっても、テスラの上がり続ける理由はわからない。
歴史的には、テスラの時価総額GMやフォード、トヨタなどの自動車メーカーの100年近くかけた歴史を、数年で塗り替えるだけのインパクトある出来事だったと思っている。

ズームやテスラなどに引っ張られて、昨年はNASDAQ指数が40%上昇と記録的な出来事だったという。
株式相場は、いろんな思惑とか都合とか、大きなエネルギーで動くものなので、弱小投資家に分かる訳などない。
まぁ、いろいろ判らないことを考えても仕方ないが、株式市場は何でも有りなんだと思っていた方が間違いない。

昨年暮れから調整局面を迎えた持ち株もあるが、「絶対に売らないとか絶対に買わない」と決めつけず自然体で臨もうと思っている。
それに毎年良いことばかりは続かない。
昨年の貯金を使い果たすような事態が訪れてもいいように心の準備もしている。
いずれにせよ、AI、健康、創薬、エネルギーなどテーマを決めての分散投資になると思う。
今年は静で臨みたいと考えていた。

ところが、今年のおみくじは1番、昨年に引き続き大吉だった。
2年連続の大吉もめずらしいが、おみくじの1番は生まれて初めてだ。
当然「相場」の欄は、あおるように「買え、いまがよい」だった。

今年も思いがけない出来事が起こるのだろうか?