王道の銘柄
NIOとシャオペンを2/3売却した。
NIOとシャオペンは、電気自動車というテーマをテスラとともに時代を先取りして上昇してきた。
しかし、過度な期待を背負い、急激に上がり過ぎと思い売却。
電気自動車は、走りだけでなく、電池やエネルギー、ITと、テーマの幅が広い。
長期では報われる可能性も高いが売ってしまった。
1/3は残したので、その行方を注視することにする。
ほんとうはここでおとなしくしていればいいのだが、なかなかこの「買いたい病」は治らない。
今度買う銘柄は、少し高くてもいいので、安定的に成長する王道銘柄と、NIOやシャオペン同様チャレンジできる銘柄をひとつづつ買いたいと思っていた。
まず、王道銘柄で参考にしたのは、ソフトバンクがこのコロナ禍で投資した25社だ。
中国株を除いて列記すると、アマゾン、ショップファイ、エッツィー、アドビ、ドキュサイン、ズーム、ベイコムソフトウェア、サービスウナウ、スプランク、ネットフリックス、スポティファイ、ペイパル、メルカドリブレ、スクエア、アルファベット、エヌビディア、テスラ、マッチグループ、そしてオクタの19銘柄。
こうしてみると、誰もが知っている超有名企業。
一見、ベンチャー投資のソフトバンクらしからぬ企業群だが、投資先とすると王道を行く銘柄ばかりだ。
ソフトバンクGのここに到るまでに、通信のソフトバンク株やアメリカのスプリント、虎の子のアームの売却を決めた後に購入したものだ。
方向転換したソフトバンクにとって、核となる意味ある投資かもしれない。
これまで直近のIPO株や2~3年前の上場株を中心に投資していたが、利益を振り向ける先を少し変えて、王道銘柄も増やしていこうと考えている。
併せて、いままで通り、中小型株から攻めの銘柄もひとつ買うことにした。
孫さんの19銘柄中、持っているのはスポティとスクエアのみ。
何を王道とするかは、議論のあるところで、個人的にはトレードデスクやテラドックも加えたいと考えている。
まぁ、それはさておき、それだけ買えるものが沢山あるということだが、今回は、以前から欲しかったオクタを買った。
オクタは顧客ID管理をする会社だ。
会社側は市場規模は約250億㌦あり、獲得したシェアは2億㌦で、まだ100倍以上市場があると言っている。
まだ遅くないと判断。
もう1銘柄は、遺伝子検査のフルジェント・ジェネティクス。
こちらの市場規模も、100億円程度ありそうだ。
それに、時価総額も小さいので、攻めの銘柄とすれば合格だ。
ほんとうは、ゲノムのCRISPRセラピューティクスを買いたかったのだが、SBI証券では買えない。
残念だ。