悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ピンタレスト・ユニティ・NIOそしてシャオペン

大統領選の行方などどこ吹く風、けさのNY市場は542㌦もの上昇だった。
大統領選後の政治で思惑買いとのことだが、ほんとうにわからないのが株価だ。
売って現金にする時の価格が問題であり、日々の動きは目安に過ぎないので、心を踊らされないようにと自制しつつも、不動心ではいられない。
株価が上がったワー、下がったキャーと日々葛藤してる。
そんな反省を踏まえ、モトリーフールは「FAANGを忘れてTIPS」をとあったが、最近元気のいい、TIPSならぬPUNXに注力している。
特に中国の自動車メーカーのNIOとシャオペン の動きが早い。
注目だ。

ピンタレスト
ピンタレストの株価の冴えなかった過去に、ピンタレストのアプリをダウンロードしてみたが、どこがお金になるかわからなかった。
株価はIPOから約1年下げ続け、一時は15㌦とIPO初値の半額になったこともあったが、見たい写真が次から次へとインストールされ、個人の趣味にマッチングした優秀なアプリだと思った。
ピンタレストは、他社の参入が困難なニッチ分野を築いているといわれ、まだまだ拡大の余地がありそうだ。
事業の独自性から、何やらドキュサインに似ている。
ドキュサインの株価は、200㌦超。
ピンタレストにも、最低200㌦をこえてほしいものだ。
そうすると自然と10バーガー達成となる。

ユニティ・ソフトウェア
ユニティ・ソフトウェアも凄い。
9月中旬のIPOで初値72.38㌦から、きょうまのあいだに、110.76㌦まで上昇した。
上昇率にして50%超。巣もごりでゲーム業界が活況を呈していて、そのゲームエンジンの会社として期待されているのだろう。
少し前に初値70㌦位から、あれよあれよという間に100㌦を超えて、買えなくなったZOOMの上場と重なる。
9月決算の発表が間もなくでドキドキものだが、期待に実力が伴うかことを願っている。
売るか売らないかは決算次第だが、ビジネスモデルは面白いので、酷くなければ継続予定だ。

NIO
NIOも、ようやく実力を発揮してきた。
IPO初値が6㌦台。今朝40㌦を超えて42.35㌦。
過去に株価は5㌦を下回る悪夢を見た。
また倒産の危機を脱しての現株価なので、短い間にNIOの経営者はよく頑張ったと思う。
「ES6」「ES8」というSUV車を販売、今後、新車種の「EC6」を販売予定。
価格はテスラのModel Yに近付けるという。
NIOは中国のテスラと言われ、価格帯と性能で競っている。
今後、排出規制の強いヨーロッパに参入していければ、面白い存在になると期待している。

シャオペン
そして中国の自動車メーカーで8月にナスダックにIPOしたシャオペン もある。
朝の株価を見てびっくり。
なんと35.85㌦まで上昇、きのうときょうでで50%のアップだ。
NIOの補完と買っておいたのだが、NIOより時価総額が小さい。
割安のせいか上りが早い。
大統領選でバイデン氏が確定すれば、トランプ氏のようなハチャメチャさはないから、中国株をアメリカから撤退という話題はなくなると思うがどうだろう。

コロナ騒動と大統領選で、相場の乱気流は相当なものだったが、いいものはいい、悪いものは悪い。
上がるものは上がるので、慌てないようにして待ちたいものだ。