悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

今朝の終値からひと言

NYダウ、ナスダックともに小康状態だが、何故か調子のいい銘柄が複数ある。
アメリカや中国で起きていることなので、情報が入りにくいし、27銘柄も持っていると細かな気配りができないが、気になっている銘柄をピックアップ。

上がって当然だと思っているのがバイオテックとモデルナ。
毎日、2~3%づつだが上昇、両銘柄ともに100㌦を超えた。
アメリカではファイザー・ビオンテックが12月11日に仮承認。
待ちに待ったワクチン接種がいよいよ始まる。
来年は、コロナ前までの景気回復が見込まれ、あまり持っていないが銀行や飛行機株、クルージングなどの株が元に戻る可能性が大きい。

テスラ株は今朝、6.58%UP、終値で521.85㌦で最高値を更新した。
4分割しているので2,000㌦を超えたことになる。
中国テスラと言われるNIOも12.45%UP、終値で55.38㌦となった。
凄まじかったのはシャオペン 33.92%UPで終値で72.17 ㌦まで上昇した。
テスラはS&P500の組み入れ銘柄になるので買われるのは判るが、NIOやシャオペンが買われるのは良く判らない。
電気自動車への期待が、それだけ大きいということなのだろうか?

バイデン銘柄と言われる水素や電気でプラグパワー10.30%UP、ブルーム・エナジーも18.26%UPと続いた。
一方、ネクステラ・エナジーは下がった。
やはり、大きく伸びる可能性の小型銘柄が買われているということなのか?

株価は上がってうれしいのだが、一番不可解なのがパランティア。
昨日15.92%も上昇し終値はついに20㌦を超えた。
パランティアは政府系の仕事が半分、民間需要が半分と言われている。
政府系の仕事は、オーダーメイドのデータ分析システムを作成し、それなりの人員配置が必要で、儲からなかったから利益を出せなかったと解釈している。
政府系以外の顧客は125社のみで、最大の3社(無名)が売上の3分の1近くを占めているという。
改善を図りながら利益を上げるのは分るが、不透明感満載の企業内容でどうしてこんなに上がるのかが理解不能
仕手株か?
何でも上がればいいというものでもない。
どうしようか迷うところだが、明日の寄りで全部売却しようと考えている。

きょうここに書いたことは、長い年月を熟していく中で、ほんの一コマを切り取っただけだ。
まぁ、暇つぶしみたいなものだな。