悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ソフトバンク再購入

米中の第1段階の貿易合意で摩擦激化の懸念が和らいだので、先週は日本株も購入した。
円ドルが膠着状態で動きそうもなく、ドルが買えない以上、現金を遊ばすのはもったいない。
ただ、ドルほど余裕がないので1銘柄に絞った。
購入したのは携帯のソフトバンク
先日手放したばかりだが、短期間に随分と株価は下がった。
底値や押し目狙いで、低リスクな株は唯一ソフトバンクくらいしかなかった。
金曜の日経朝刊にタイムリーな記事があり、株価の取り残された理由が解った。
日経によると1年前、ソフトバンクIPOを支えたのは個人投資家で、3月時点の個人株主は17%、ドコモ6%、KDDI4%に比べ圧倒的に多い。
この1年で日経平均は15%上がり、同業のドコモやKDDIも15%上がっている。
株価のさえぬ原因は、上がらない株価に嫌気が差し、公開価格の1,500円に近づくたびに個人株主が売りに動くことによるとある。
しかしながら、ソフトバンクは、上場後に連結子会社したZHDを軸にZOZOやLINEをM&A。通信事業から、インターネット関連サービスを手掛ける収益構造を図り、成長期待を高めようとしている。
それに、四季報を見ると業績は好調だ。
配当も20. 3予 で42.5~48.5円と増配の可能性もある。
公開ベースで5%の利回りは現在約6%。東証屈指の配当率だ。
今後、SBGからも高配当政策を求められ、業績が悪化しない限り高配当は続く可能性が高い。
当面、株価の値上がり益を期待せず、配当だけでも買える価格だと思う。
金曜日の株価も冴えずに終了と思っていたら終盤13円も上がった。
自分と同じように思っている機関投資家もいるということだ。
いずれは需給が改善され、業績相場に移行する時が来る。
それまで辛抱強く待てるかだ。
来年3月の配当取りに向けて株価がどう動くかも興味深い。

これで、日米ともに買い物は終了。
あとはベトナムだな。