悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

NIO半分売却

31日のNIOの上昇には痺れたが、1日の休場で冷静さを取り戻した。
タイトルのかっこ書きにも(負けない・欲張らない)と書いた。
「もう少し」と思う気持ちが、利益確定の機会を失うことが過去には多かった。
売り時がむづかしいのだ。
兎にも角にも、何が大事かと言えば負けないことだ。
売って、更にあがることは良くある話だが、「欲」がそう言わせるだけで、新たな銘柄に向かう資金に余裕ができたと思えばよいとも思う。

NIOに関して再度良く調べた。
3Qは売上高と利益の両方で予想を上回った。次の4Qでは納車台数は急増すると見込むが、今後12カ月間操業を続ける為の運転資本と流動資産を賄えないため、外部から十分なエクイティか借入金融を確保できるかにかかっている。
操業を続け、会社を成長させるのに必要な資本を調達する必要があると会社側は言っている。
悪いことに、中国政府は電気自動車の補助金を減額すると発表した。
2020年には完全に廃止される。
ブルームバーグバーンスタインのアナリスト、ロビン・ジューによる次のような言葉を引用している。「メーカーの利益は減少することになるでしょう。中でも最も打撃を受けるメーカーは、価格値上げするニオだと思われます」と言っている。
4Qの販売増が補助金打ち切りによる増加だとすれば、2020年1Qの販売増加はむづかしい。
調べれば調べるほど、株価値上がり要因がわからない。
また、調べるほど性能の良い車には間違いない。
悩ましい。

昨年から「負けない・欲張らない投資」を心がけようと投資方法を変えてきた。
いろいろ調べた結果、半分売却することにした。
成り売りを入れて就寝。結果4.1㌦で売却、終値3.72㌦だった。
当面、様子を見ることにした。