悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ソフトバンク1,500円に到達

ソフトバンクが、平場で1,500円を挟んで一進一退を繰り広げている。
1,500円近辺で個人の売り、機関投資家の買いなんだろうか?
配当は85円で5.67%の配当率だ。
定期貯金で雀の涙ほどの金利なら、ソフトバンクを買うほうがいいに決まっている。
電波事業は参入壁が高く、楽天の参入はあるものの、携帯4社のほぼ独占事業。
よほど非常識な価格設定、事業形態をとらない限り経営は安定している。
株価は時々で変化するが、配当の5.67%を再投資に振り向ければ、計算上では15年位で元金を稼ぎ出す。
自分の性格上、動かない株はつまらないと感じて配当が入る前に売ってしまう傾向があるが、ソフトバンクだけは買い増しができている。

今後15年間続けて高配当が可能かと言えば、生きた事業経営なので失敗やトラブルはあるかもしれない。それにソフトバンクという名前だけで不安定で危ない会社に見える。
しかし、上場したころからなんだかんだ言われてきたが、いまでは旧態然とした昔からある企業を、この数十年間で遥か遠くまで置き去りにした印象を受ける。
安定配当だった東電だってあの事故だ。リスクは何にだってある。
それに親会社がソフトバンクグループだ。ビジョンファンドを維持するための高配当を望んでいる。
従って、親子に孫会社揃って高成長政策を取りながら、配当率を上げる可能性のほうが高い。
株価の動きは昨年9月の配当権利取り前に1,554円をつけた後、12月には1,412円まで沈んだが、上場直後の1,215円までは下がらなかった。
新聞報道では個人から機関投資家に少しづつシフトしているようだが、個人投資家の人気は他銘柄よりも高そうだ。
今回は3月配当に向けてどのような動きになるのだろう。
底値を少しづつ切り上げて行って欲しいものだ。
今後、アメリカにシフトしていくが、この株は出来る限り最後まで残しておきたいと思っている。