悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

FRB緊急利下げ・ビヨンド決算

FRBの50ベーシスポイント(BP)の緊急利下げを実施した。
しかし、主要株価3指数は、FRBの利下げ後に3%近く下落して引けた。
FRBがこのタイミングでサプライズな▲0.5p利下げを敢行したにもかかわず、一昨日に下落したことで、新型コロナ暴落に対しての利下げは効果がなかったことになる。いよいよ先が見えない展開になってきたようにみえる。
ただ、昨日のNYダウは1,173㌦、4.53%の上昇。
25,000㌦を底に27,000㌦まで上がった。
下髭もきれいについて下げ止まったようにも見える。
強弱織り交ぜた展開なので迷うところだ。

こんな中でビヨンドミートの決算発表が2月28日にあった。
売上高は9,848万㌦(予想7,977万㌦)で市場予想を上回った。
調整後EPS:0.01㌦(予想0.01㌦)で市場予想と一致した。
経営陣からのコメント
イノベーションは引き続き当社にとって非常に大事なことで、今後も研究開発に投資を行っていく
マーケティングも強化し、米国外への展開も進めていく。
●海外メーカーと比較して、まだ当社の商品にはリードがあると考える。
●アジアで生産を開始する予定に変更はない。
新型コロナウイルスの致死率はそれほど高くなく、問題なのはウイルスそのものよりも人々の反応だと思う。
●米国には65万ものレストランがあり、現在当社の商品を扱っているのはその4%に過ぎない。当社の成長はまだ初期段階にすぎない。
(SBIのレポートから)
経営陣は成長はまだ初期段階と言っている。
実際、決算の数字は堅調そのもの。株価の乱高下はIPOの宿命。
コメントどおりの進捗であれば、株価は自ずと付いてくるはずだ。
コロナは目先の問題。企業活動は長期の問題。
目先の問題に振り回されないようにしたいものだ。