悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

NYダウ1,167上昇だが?

昨日のNYダウは1167㌦、一昨日の約半値だけ戻した。
少し安心と思いきや、きょう資産バブルの調整の足音という記事に目が行った。
コロナウィルスの影響は株価を下げる要因となったが、米国は実体経済の3つのリスクの見極め時期にきているというものだ。
「米国景気後退」、「債務バブル」、「金融政策の限界」がそれにあたる。
米国経済の2/3は消費で占められるが、個々人の消費は、日本のように個人の収入によって決まるわけではない。
個々人の保有する債権や株などの資産価格をあてにした借入の額は、米個人消費額の2倍に等しいという。
収入+含み益からの借入=消費?

コロナの感染の拡大に伴う株価の下落は、投資家の動揺を誘うとFRBは緊急に0.5%引き下げた。それは、2008年以降、低金利による資産価格の高騰に依存してきた経済の崩壊を回避するためだったとあり、金融技術を駆使して生み出された資産バブルに依存した経済はいつまで維持できるのか?とある。
その答えは、今後数週間から数ヶ月で見えてきそうだと締めくり、コロナウィルスは調整局面を誘発する引き金にすぎず、市場は最終段階に至っていないという。
なるほどと思った。
いまは木を見ないで森を見る時期なのだろう。
しかし3月3日、パフェット翁は下落の中でデルタ航空を買い増している。
長期投資なら、コロナもバブルも関係ないのだろうか?
パフェットに勇気をもらい一昨日、昨日と米株を買った。
個人的にも下値の目途だと思っていた23,000㌦台での購入。
怖いので多くは買えなかったが...。
2番底がわからないので、22,000㌦、20,000㌦と下げに応じて、少しづつ難平をしていくつもりだった。
きょうの記事を読んで迷うが、当面は持ち株を維持し、長期投資の一環と考えることにする。
あとは、コロナ収束と米国のリセッション、オリンピックの行方を見ながらの投資になる。