悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

テラドックヘルス

遠隔医療分野リーダーのテラドックの株価は、年初来から3倍近く上昇した。
コロナウィルスの影響で、遠隔医療が見直されたことによる。
株価が高すぎることもあり、1回参戦したが薄利で手放した。
しかし、最近、リボンゴ・ヘルスを買収する計画を発表した。
リボンゴ・ヘルスは慢性疾患(糖尿病、高血圧、肥満など)の患者がより健康な生活を送れるようにオンラインを通じて支援する会社だが、リモート銘柄ということでテラドック同様株価は急上昇していて、買うのが躊躇われていた。
リボンゴは適切なケアをする方法が分からない糖尿病患者や慢性疾患患者に、行動のヒントやケアする方法を人工知能や患者のデーターから導き出す。
業績は、2019年の売上高は前年比148%増の1億7,000万㌦。
登録利用者数は2倍近い22万3,000人に増加した。
米国の糖尿病患者数は3,420万人で、さらに8,800万人に前糖尿病の兆候があり、その拡大余地は大きい。
そんなテラドックとのリボンゴ合併には驚かされた。
ただし、合併するにあたりテラドックは新株を5,800万株を発行し、希釈率は70%を超える。
そんなことからテラドックの株価は約20%下落した。
テラドックやリボンゴのビジネスは未だ黎明期にあり、今後急速に拡大するものと思えばやはり「買い」となる。
株価は250㌦から緩やかに落ちて現在189㌦付近。
まだまだ割高と思う。
従って、含み損が生じるかもしれないが、少しづつ買い進める予定。