悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ソフトバンクPO、続き

昨日、大和証券からの価格は1,204円、こちらの希望枚数すべて買えているという連絡があった。
以前、郵政のIPOを野村で勧められ、注文したら予定枚数を削られた。
その時と比べると、大和は約束を守るイメージがある。
お陰で予定枚数が購入できた。
配当金額68円、購入金額1,204.5円なので配当比率は7.14%。
日本の高配当率6位に相当する。

菅さんの公約に通信の値下げがある。
ドコモの利益率を指摘していたが、これで通信3社は、何らかの対応を迫られる可能性がある。
ソフトバンクの財務諸表を見ると、売上は通信とその他事業が半々づつ。利益率は携帯事業が68%、その他が32% なので、携帯事業が儲かっているのがわかる。
今後、携帯料金を下げたら配当も下げざるを得ないが、どこまで下がるかということになる。
配当率を100歩譲って半分としても、3.57%。
これが1204円の株価に対して高いか安いかという判断になる。
個々人の判断になるが、自分的にはまぁまぁの金額。
それと、昨日の終値は1282円だが、問題は配当落ちの10月以降の株価。
1204円-34円=1,170円あたりまで下げる可能性もある。

あとはソフトバンクの将来性をどう見るかによる。
ソフトバンクにはPayPay、ヤフー、ラインなどの、多くの有力子会社群があり、成長への牽引役を期待できる。
POや菅さんの影響もあり株価の低迷、需給の悪化はあるが、停滞か成長かで考えると、少なくとも停滞企業ではない。
親会社のソフトバンクグループは、ITにとどまらず、世界のトップクラスの情報収集企業であり、頭脳集団だ。
日本で唯一その情報を経営に生かせるソフトバンクは、今後も成長を続けていくものと思っている。

長い目で見ると今回のPOは、いい買い場だったと考えている。
さて、どうなりますか?