悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ソフトバンク予想以上の下げ

きょうで9月30日、日本の半期終了。
ソフトバンクを売るかどうか迷っている。

NTTはドコモ子会社化することを決定。
ドコモ株の公開買付(TOB)を実施することになった。
通信を取り巻くトレンドは、モバイル中心から事業領域を拡大し、ユーザーニーズにトータルで応えられるよう変革が必要だったが、政府からは携帯料金の値下げを迫られ、期待の決済事業が不正流失で失速し、更に国有事業で100%だった顧客数が40%まで下がり二進も三進もいかなくなったのだろう。

そんなとばっちりもあったのか、昨日はソフトバンクも大きく値を下げた。
ソフトバンクKDDIはすでに安い料金のプランを実施していて、あとは楽天の料金プランに追随するものと思っている。
それに、料金プランを増やすことはあっても、携帯料金の全体を4割安くするものではないと思うので、業績に及ぼす影響はあるにしても利益が4割減るというものではない。
と考えているのだが、
ソフトバンクきょうの株価は、10円安の1180円。
買値1,204円から配当43円を引くと1,161円なので、買値を下回ってはいない。
売っても薄利ではあるが、利益は出る。
今後、政府からの圧力次第だが、株価は下がる可能性は高い。
はて、さていかがしたものか。
負けないことが大原則。
短期間の間に、予想より遥かに下げ幅が大きいので、ここは一端撤退。売り注文を出した。
様子を見ながら、再度参入するつもりだ。

出来るだけ株の売買はしないようにしようと思っていても、なかなか思うようにいかない。
ただ、迷いがひとつ消えたことを喜ぶべきか。