悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ドキュサイン買う・ワクチン銘柄は売らない

孫さん銘柄を調べていた。
孫さん銘柄には、サービスナウ、アドビなど垂涎の銘柄が並ぶ。
サービスナウやアドビは買い損ねた。
すでに、500㌦前後の株価をつけ、時価総額も大型企業の風貌を備えた。
好みもあるが、個人的には中小型株がターゲットだ。
そして、迷ったが、先週ドキュサインを買った。
これで、孫さん銘柄はスポティ、スクエア、オクタに続く4銘柄目。

ドキュサインは、孫さんに関係なく、IPOした当時から買っていた。
電子署名というユニークなビジネスモデルで、日本のシャチハタとも連携していたはずだ。
薄利で手放したので、遅まきながらリベンジ購入した。
これからは孫さん銘柄も意識はするが、時価総額がそれほどでもなく、株価も100㌦以下の銘柄を狙うべきという従前どおりの方針に戻りそうだ。

あと迷うのは、バイオテックとモデルナを売るか否か。
ファイザーバイオテック連合のコロナワクチンは来週くらいに承認予定。
あとは冷凍保存の問題があるが、どうなるか興味のあるところ。
株価は120㌦近辺で推移。
モデルナのコロナワクチンは、冷蔵温度が-20℃と通常のワクチン同様の扱いで、扱いやすいところから株価は一気に伸びて150㌦まで上昇した。
これでバイオテックは2倍、モデルナは3倍になった。
モデルナの株価は、すでにコロナワクチン売却益を折り込んいるというアナリストもいると聞く。
承認が決まれば、短期で上昇していただけに、売り込まれる可能性もある。
普通であればここで一端売却するのが鉄則だ。
ただ、悩ましいのは、来年度にバイオテックは13億回分、モデルナは5億回分のコロナワクチンを売却予定だが、その利益だけではないということだ。
コロナワクチンの「90%以上の効果」への信頼=両社の持つmRNAプラットフォームへの絶大なる信頼に他ならない。
コロナがなければ数年かかる「信用」を、mRNAプラットフォームは数ヶ月で勝ち取った意味は大きい。
両社は、その信用と利益を最大限に駆使し、コロナワクチン以外のがん治療薬等のパイプラインを、強力に推進していくだろう。
株価は一端下がるかもしれないが、1回売ってしまうと次の買い時がむづかしいし、過去には何度も失敗している。
昨日、売り注文を出したが今朝撤回。
夏には五分五分の勝率が、今冬に至ってほぼ100%となり、悪い言い方だが、この勝負に勝って余裕が出来た。
欲をかくようだが、今度は両社がこの技術でどう変化していくか見ていく決断をした。
この判断吉凶は、2~3年たたないと分からないから面白い。