悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

買えていない3銘柄

買うつもりでいたが、未だに買えていない銘柄がある。
2つは急騰してしまい買いそびれた。
一つは、気がついた時には買いにくい値段になってしまった。
急騰した2銘柄は多分買わないが、記録として書いておきたい。

一つ目は、先日IPOしたばかりのC3.AI.inc(AI)。
C3.AI.incは初代オラクルの優秀な営業マンと言われたトム・シーベルが創業。
大企業が融資プロセスの最適化、顧客の解約の防止、在庫管理の最大化、不正検出の改善などを行うために使用する人工知能ソリューションの開発。
顧客はアストラゼネカロイヤルダッチシェル、ベーカーヒューズなど。
同じオラクルで同時期にいたセールスフォース・ドットコムのCEOマーク・ラッセルとはライバル関係らしい。
マイクロソフトやアドビとパートナーシップを組んでセールスフォース包囲網を敷いた?とか、なかなか面白い。
IPO初値が100㌦だったので参加を見送り、株価の下がるのを待ったが、現在161㌦と1.5倍上昇した。

二つ目はクァンタムスケープ(QS)。
フォルクスワーゲンが投資をしている全固体電池技術のクァンタムスケープ。
クアンタムスケープ社は米国スタンフォード大学からのスタートアップ企業で、2010年に設立。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、ソリッドステートバッテリー技術に関して、およそ200の特許を持つ。
50㌦くらいで気がつき買おうと思ったが、SBIの財務詳細に記載がなく、躊躇していたら上がってしまった。

三つ目はノババックス(NVAX)
ノババックスは、モデルナとファイザーバイオテックアストラゼネカの陰に隠れているが、コロナワクチン銘柄。
11月に米FDAからファストトラックの指定を受けて、後期治験を開始した。
温度・保存管理が容易で、インフルエンザと混合ワクチンも開発している。
欧州やニュージーランドなどと売買契約の協議もしていている。
日本でも武田と提携、武田へワクチンの製造技術の使用許諾と移転を行う。
厚生労働省からの助成金約301億円で設備投資を行い、武田の光工場(山口県光市)で年間2億5000万分の製造能力を整備するとしている。
4番目のワクチンメーカーとして注目だ。

C3.AI.incとクァンタムスケープは、株価が一気に上昇した。
両銘柄ともに実力以上に買われていると思うが、人気があるので下がらないかもしれない。
上がった株は買わないことにしているので、この2銘柄は監視のみ。
悩ましいのはノババックス。
モデルナ、バイオテックのコロナワクチン銘柄は下げつつあり、安くなれば買ってもいいかもしれない。
さぁ、どうだろう?

うまく買えたり、買えなかったり、どのタイミングで入ったらいいのか、株はほんとうにむづかしい。