悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

米国本格投資から1年

米国投資は10年以上になるが、本腰を入れてから約1年になる。
昨年の米株参戦は、日本株でニッチもサッチもいかずに苦しんでいた自分とっては、新境地を求める決断だった。
1~3月にかけて天与の買い場となり、結果的にベストタイミングとなった。

人類初のコロナというピンチは、勤務形態や生活様式を一変させたが、投資も視点を変えれば、株価の下落とともにリモートや非接触型テクノロジーなどの新たなテーマを生み出した。
そんな銘柄選びは可能な限り調べて参加するのだが、売買は株価の値動きや直感で判断することが多くなった。
株価が上がれば売り、下がったら買い戻すという短期売買が多くなり、日本での投資とは真逆になった。
極端な話、いまでも毎日1銘柄位売買をしているかもしれない。
金曜日も、何の弾みか、長期投資を考えていたプラグパワーを売ってしまった。
株価が2倍以上になっているので問題はないが、決算の悪かったIBMを売らずにプラグパワーを何故売ってしまったのか、寝ぼけているとしか言いようがない。
ただ、この1年、売却益をIPOや新規銘柄に振り向けてきた。
長期間にわたり1銘柄でいくのも勇気がいるが、利益株を売って新規銘柄を開拓していくのにも勇断が必要だ。
と、自己弁護してみるが、投資と投機の区別で言えば、付和雷同型の投機に近いかもしれない。

日本株は、どちらかというと長期投資を基本にしてきた。
そーせい、ラクオリア、PKSHATechnologyなど、買値を下回っても、銘柄分析をしたり、情報確認をして数年に渡り持ち続けている。
株価は冴えないが、時間さえ味方にできれば、この3銘柄には自信がある。

21年は、何もなければコロナ乱高下相場から平時相場への移行期間だ。
今後の課題とすれば、日本株のようにコア銘柄を売らないことだが、負けないことが最重要で、米国投資は何でもありでいいと思っている。
突き詰めないことが返って良かったりする。臨機応変にだ。
それにいまは、自然でストレスもない。
当面、売ったり買ったりかな。

そんなことで金曜には、エヌシーノとビヨンド・ミートを買い直した。
まぁ、これも是ということで。