悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ダームテクとストーン

フルジェントとプラグ・パワーの売却益で、現金が増えた。
2匹目のドジョウを狙うべくダームテク(DMTK)とストーン(STNE)を少しづつ買っている。

まず、ダームテクだが、皮膚がんを診断するための遺伝子検査用粘着パッチの開発と販売を行う企業だ。
皮膚ガンの診断を行なうのに、医師は通常不審なほくろの視覚的な評価を行う。
それから診断するのに、外科的生検を行い、顕微鏡を介してほくろの細胞を別の視覚的評価を行う必要がある。
このプロセスで、医師が黒色腫を認識できない可能性は17%ある。
これに対しダームテクは、メスではなく粘着パッチを使用、採取した皮膚サンプルをゲノム分析、皮膚がんの早期発見を促進する製品を提供している。
調べていくと、このガン検査用の粘着パッチが、昨年の12月にイリノイ州カリフォルニア州でブルークロス、ブルーシールドと呼ばれる医療給付の対象になった?ようだ。
昨年の暮れから株価は急騰、10㌦台から1月には47㌦まで上昇した。
ちなみにきょうの終値は45.17㌦で、最高値に接近中。
アメリカの保険制度を調べてないので迷ったが、時価総額はまだ11億㌦と超小型銘柄。
ガン検査用の粘着パッチはまだ旬のようだし、面白そうだが、株価は更なる上昇があるのか、下落が待っているのかわからない。
これも、ノババックスやフルジェント同様、充分チャレンジだが、バイオは当たるとでかい。
まだ、購入予定の半数、様子を見ながら慌てずに買い進む予定。

あとはストーン。
ストーンは2018年IPO。公開価格24㌦。
バフェット銘柄として超有名。
ストーンはブラジルの電子決済サービスを提供している。
人口は約2億1,000万人で、ラテンアメリカで最大規模だが、電子決済市場は欧米諸国と比較すると未だ成長の初期段階。
その浸透率は小売の売上高の5%に過ぎず、今後、決済処理サービスの利用が劇的に増加する可能性が強い。
以前から買いたいと思っていたのだが、買う時期を逸し買えないでいた。
株価は昨年12月23日に85㌦付けた後、調整していた。
調整期間は1ヵ月過ぎたので、そろそろと思い平均75.22㌦で取得。
ストーンは、時価総額もそこそこありフルジェントのような上昇を期待していない。
コア銘柄候補、下がったら難平する予定。
今の株価は高いかもしれないが、ブラジルの電子決済は確実に進む。
5年後10年後、順調にいけば今の株価は安くなっているはずだ。