悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ズーム(ZM)シースリーエーアイ(AI)決算

ズームとシースリーエーアイの決算があった。
驚いたのはズーム。
大口顧客数は昨年641だったが1,644と約1,000社増加、従業員10名以上の課金顧客は前年の8万2千社から5.7倍の46万7千社と驚異的な伸びを示した。
売上も昨年の4.3倍の26億5,136憶㌦で、22年1月期は37億6,000万㌦を計画している。
昨年暮れからのワクチン接種が進んだことにより、学校や店舗の再開など、世の中は、元の生活を取り戻しつつある。
ズームはコロナ騒動でで飛躍的に業績を伸ばしたが、ここにきて市場環境が変化してきている。
株価も、昨年コロナワクチンの効果が確認できた11月頃を境に600㌦付近から調整に入っている。
ただ、ズームは営業や会議の在り方を、根本的に変えたと思う。
職場でもズームを使っているが、ズームはメールやライン同様、コロナが癒えても使い続けるものだと思う。
そんなことで、ズーム株は買ってもいいと思い、今朝がた378.72㌦で打診買いした。
少し早まったかもしれないが、下げ止まったところで買い増しをする予定でいる。

続いて、シースリーエーアイ。
売上高は、予想4728万㌦に対し4910万㌦と市場予想を超えた。売上高成長率は前年同期比+19%だった。
シースリーの株価は、もともと高い。
市場の期待値よりは高かったが、インパクトに欠ける平凡なものだった。
目標株価を140㌦から120㌦に下げたアナリストや、その他に、84㌦や100㌦に設定するアナリストもいる。
期待したシースリーだが、株価が下がるのを待ちたい。

昨年は、どの株も下がったので、自分みたいな下手な素人でも勝てたが、コロナが一段落して業績相場に移行した今年は、同じ手法は使えない。
このまま、現金を抱えてチャンスを待つ消極的手法がいいのかもしれないが、いずれにせよ、慌てずに時を待とうと考えている。
株は、むづかしい。