悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

例外でカーニバル買う

長期金利が上昇するとグロース株は割高と言われ、バリュー株にシフトする傾向があるようだが、リスクはあってもスクエアやクラウドストライクのような10年後も成長している銘柄を買うべきか、コロナ混乱後の新たなステージは、それに合わせた投資法に変えるか迷うところだ。
それに、金利の上昇やインフレが心配だ。
いまは、金利の落ち着くのを待つべき時期なのだろう。
4割の現金を抱えて手持無沙汰だが、可能ならこのまま現金を封印して待つというのもひとつの手かなと思ったりもする。

そう言った口が乾かぬうちに、例外と称して買った銘柄がある。
コロナの打撃を受けて、1年間の運航をストップしていたカーニバル(CCL)だ。
10年後の成長は兎も角として、コロナ前に戻る実感を伴う旅行銘柄だ。
というのも、夫婦で106日間の世界旅行をする計画があり、旅行会社に話を聞いているからだ。
昨年は旅行中止で、キャンセル料の分割とか苦労したみたいだが、今年の夏から本格的に再開に向けて取り組んでいる。
ワンクルーズ1,200人くらいの定員のようだが、すでに夏のコースで1,000人の申し込みを受けていると言っていた。
夏の再開が厳しければ、そのまま冬にスライドさせて、何としても出掛けたい人もいるというから驚きだ。
それを鵜呑みにするわけではないが、身近にあった旅行が1年間まったくできなかった反動は大きい。
そう誇大でもなさそうに思う。
カーニバルはつい最近増資したがすべて完売。
株価の変動もないことがその証拠だ。

株価は60㌦を行ったり来たりだったが、現在26㌦台だ。
コロナ下は、借入と増資で凌いだので、株価はかなり希薄化されているが、運航を再開すれば一定のニーズはあるので、復活するというシナリオだ。
金利やインフレに、そう敏感にならなくていい銘柄と思っている。