悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

サンバイオ株

  経緯を振り返る。
日本政府は2014年に再生医療関連に早期承認制度を採用した。
アメリカを拠点として慢性脳梗塞のフェイズⅡaで成功を治めたサンバイオでが日本に凱旋帰国してマーザズに上場すると新聞紙上で話題となる。
上場公募価格1,500円。2015年4月8日上場。この時、米国でフェイズⅡa終了しだが、上市まで数年を要することから、株価は下落。1,000円以下となる。
その後、フエィズⅡaの治験結果の公表。歩けなかった人が歩けるようになったり、口が利けたりと大成功に終わり、株価も上昇傾向となった。
2015年12月慢性脳梗塞のフェイズⅡb開始。
2016年04月慢性期外傷性脳損傷を日米でグローバル治験フェイズⅡ開始。慢性期外傷性脳損傷については2018年11月主要評価項目達成した。
慢性期外傷性脳損傷は早期承認制度にて日本で上市予定。
ここまでは順調だったが2019年1月 29日慢性脳梗塞のフェイズⅡbでは残念ながら 主要評価項目を達成できなかった。
株価は10,000円から3,000円に急落。
先週、金曜日にはライセンス先の大日本住友との契約解除となった。
私と妻でNISA口座に株取得単価1,212円1,400株所持している。NISA5年満期前にこのようなIRが出てとても残念だった。
11 月 29 日 には、ストック・オプションの開示があった。
ストック・オプションは、会社として自信の現れとして発行するものとして解釈するが、会社の非常事態にストック・オプションを普通はしない。
その後にライセンス解除のIRだったが不可解だ。
社長は優秀。次の一手を考えているとしか思えない。
どちらにせよ、きょうはストップ安。ここまでくれば、慌てて売る必要もない。
来年は、NISAではなくなるが、もう少し様子を見てみようと思う。