悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

アメリカ15銘柄すべて買値を上回る

何気なく米株口座管理を開いたら、すべてが買値を上回っていた。
日本株でもこういうことはない。必ず塩漬け株が出て来る。
米国株式市場活性の恩恵に、しっかりと預かったということだ。
記念すべきことなので、ここに書いておこうと思う。

昨年11月頃、米中貿易摩擦の影響で、日米ともに一部を残して現金化した。
今の米株は、米中が落ち着いてから買い戻した短期間のものが多い。
この期間に、ダウは最高値を出した。
いい時期に買え銘柄にも恵まれたこともあり、全体でプラス18%になった。
買った銘柄は、配当目的とテンバーガー狙いで50%づつになった。

❶ 高配当は2パターン
① 株価の値上がり益と高配当。
アラガンはそーせいのⅯ1シリーズの治験を行っている。
セルジーンは買いたい銘柄だった。
アラガンを買収したアッヴィとセルジーンを買収したブリストル・マイヤーズを購入。現在2つとも+30%UP。
② 値上がり益期待なしの配当目的
極端だがチャート無視、業績も目をつむる。
アメリカで名が通り、長年高配当を出し続けている企業を選択した。
それがBP・ブリティッシュ・アメリカン・タバコIBM・アルトリア・グループ・AT&Tの5銘柄。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコは11%UP。
あとはプラス・マイナス圏内を行ったり来たり。大きな動きはない。
変動幅のいちばん小さいAT&Tは買値から+0.82%しかない。
この4銘柄は、薄氷のプラス。明日マイナスになってもおかしくない。
目的通り、配当を享受するのみの退屈な銘柄だが、生活基盤を支えてくれる大事な銘柄。
2~3年後のIBMには少し期待してる。

❷ 10倍期待銘柄
① 10㌦以下
ニーオとブルーム・エナジーは、IPO時には期待されていた。
気付いた時には、まさかの10ドル以下になっていたので2ドルと6ドルで購入。
NIOは現在4㌦台で+73%、ブルーム・エナジーは9㌦台で+46%上昇した。
投資額は少ないが株数は多い。
まさにテンバーガー狙い。
② 50㌦以下
プロジニーは11月のIPO。業績がいいので購入。短期間で+5.87%up
スラック・テクノロジーズは孫さん銘柄。+4.69%となかなか厳しいが、時を待つ。
③ 50㌦以上
50㌦以上は買わない方針だったが、ビヨンドのように将来性抜群だが株価は下落、底値を練っている銘柄を選択。
ビヨンド・ミート+36.16%。
クラウドストライク・ホールディングス+21.23%。
アルテリックス+21.18%upと意外に良かった。
④ ETF
10倍は無理だが、バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT) を購入。+9%
❸ 結果
高配当+10倍期待の合計額に対して、平均+18.69%の上昇となった。
今はIT関連が良くて、たまたまうまくいっただけ。
株はそんなに甘くないことも知っている。
もちろん糠喜びに過ぎないが、購入株15銘柄が一瞬だけでもプラス圏内になったのはうれしかった。