悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ステムリム・フェイズ2通過

先週、ステムリムIRから
「栄養障害型表皮水疱症を対象とした骨髄間葉系幹細胞動員医薬 KOI2 (HMGB1 ペプチド)臨床試験(第 II 相医師主導治験)のデータ解析結果の速報について 」のお知らせがあった。
栄養障害型表皮水疱症患者全例(9例)の解析で、KOI2投与により主要評価項目 (全身皮膚の水疱、びらん、潰瘍の合計面積の治療前値からの変化率)で、統計学的に有意な改善が確 認されたとのこと。
バイオは、与えられたフェイズを通過できるかで天国と地獄の差が生まれる。
特にフェイズ2の通過がむづかしい。
これで表⽪⽔疱症の先駆けか条件付きの早期承認申請するものと思われる。
ただし、実績としては評価されるものの、表⽪⽔疱症は難病であることから、承認されても業績に直結するものではない。
株価に影響はなかったが、大きなステップアップだった。
昨年11月4日に、ライセンスアウト先の塩野義製薬株式会社で、脳梗塞フェイズ2の第一例目の被験者への投与が行われたというIRがあった。
これから数年かけて治験が行われると思う。
本命の脳梗塞。これからが本番だ。
しっかり塩漬けして、時期を待つしかない。