悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

そーせい決算発表

そーせいの決算発表があった。
予想どおり100億には届かなかったが、97億の売り上げは立派。
研究開発に43億かけても黒字を確保した。
コンセンサスには届かなかったので下がるのは仕方ないが、1,500まで叩かれるほど酷いものでもない。

決算短信
❶当社グループは15品目以上が創薬段階にあり、7品目が前臨床試験中、9品目が臨床試験中です。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)へHTL0018318(あるいは別の新規M1作動薬候補)の新たな 治験届を将来再提出する予定です。
❸2020年12月期の業績見込みは以下の通り、2019年12月期と近いものになる見通しです
❹当社グループは、2022年までの創薬及び初期開発活動のための十分な資金を確保しています。
感 想
①臨床薬から上市できる確率は半分。しかも、ヘプタレスの開発品はブロックバスター候補ばかりだ。前臨床と臨床に進むスピードは上がり、合計15品目まで増えた。今後、前臨床・臨床ともに続々と進展が期待できる。
②薬品会社の認知症アルツハイマーの開発中止が相次いでいる。M1中断でStaR®技術に疑問符がつき、その結果株価は駄々下がり。Ⅿ1復活が何より重要だが、その兆候が見えてきた。
③次年度の見込みを出さなかった。4~5年前に田村社長は、今後2年は厳しいが、3年後位から治験薬が続々と生み出されるから楽しみにして下さいと言っていた。昨年、多くの進展があったが、まさにその年だったように思う。あとは決算説明資料を読まないとわからないが、今年は武田やジェネンテックから契約金の一部を受け取れる?と思うし、新たな契約も期待できる。今年は株価的に苦しかったここ3年間から、脱却できるかだな。
④株主として心配なのは増資だがそれはないようだ。そこはありがたい。

決算説明資料が近々でると思う。それを早く見たいものだ。