悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

アルテリックスとスラック

日本株は低迷だが米株は絶好調だ。
利益率の低いIBMは+4.1%、
好調アルテリックスは+50%だ。
平均の含み益も平均で30%を超えた。
これで多少の暴落でも、持ち堪えられる。
それにドル資金は潤沢にあり、備えは出来ている。

それと、恥ずかしいがアルテリックス株価好調の原因を知らなかった。
何気なくPERを見たら1086倍から343.48倍と1/3までに減った。
2月13日に決算発表があったようだ。
変化率の大きいアルテリックス恐るべし。
決算内容をグーグルの翻訳で調べると
4Qで営業収入は、昨年の2640万㌦から5100万㌦に増加、76%の成長を記録した。
20年度の1Q収入は1億500万~1億800万㌦、1株当たり損失は0.11から0.07㌦(コンセンサス:0.05㌦)。また、年間収入5億5500万から5億5600万㌦(コンセンサス:5億2250万㌦)とある。(英訳はニュアンスがわからない)
大幅に売上、収益ともに伸びているようだ。
何よりPERが減ったのがうれしい。
どこまで伸びるかか楽しみだ。

それから、マイクロソフトAmazonからの買収提案を蹴り、孫さんの投資を受けてIPOから1年、ようやくスラックの株価も上向いてきた。
2019年6月上場。IPOは38㌦付近だったが、赤字経営で敬遠され20㌦周辺で低迷していた。
アメリカの高成長企業でも、IPOから1年未満は低迷するケースがある。
底練りを経た上昇の場合、息の長い相場が期待できる。
スラックは前回9月決算で成長鈍化と伝えられたが、最近は、今後1年で売上が倍となる予想もあり、情報が錯綜している。
また、IBM従業員35万人が最大顧客と伝わり株価は向上した。
マイクロソフトの「チーム」ソフトと競合するスラックだが、ビジネスコラボレーションのハブ的存在を確立し、お互いのソフトが共存出来る環境を作る作戦のようだ。

少し古いが、2019年8月21日 日経ビジネスからの抜粋

多くのIT企業企業内の情報のやりとりで最も重要なのは今後も「テキスト」であり続けるという。
スラックは、AI(人工知能)や機械学習を駆使し、過去のやりとりを簡単に共有できる技術の開発に取り組む。
優先順位の高いメッセージを抽出したり、要約したりすることもできるようになりそうだ。
進化を加速させることで、ビジネスチャットのリーダーとしての地位を揺るぎないものにしようとしている。
10年後にグーグルのようになるのか」とバターフィールド氏に聞いたところこんな答えが返ってきた。
「扱う技術が違うから置き換わることはないだろう。だが、同規模の成功を収められるかという質問なら、答えは「イエス」だ。