悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

ビヨンド・ミート

ビヨンド・ミートの業績は、レストランの閉鎖などコロナウィルスの影響を大きく受ける可能性を考え、3月に利益の確定をした。
その後、ディズニーがインポッシブルフーズを採用、大手ケロッグが植物由来代替肉の「インコグミート」で参入、ケロッグの他にも、アメリカ食品大手のカーギルネスレ、大手スーパークローガーなどの参入もあった。
こうした環境でもビヨンド・ミートは好調さを維持し、5月5日の決算で売上高は、前年比141%増だった。
特にスーパーマーケットなどの小売り部門が好調だったようだ。
大手食品メーカーの参入により、植物由来代替肉市場が拡大され、先行者優先の原則通りビヨンド・ミートが有利な展開を進めたようだ。
今後だが、ビヨンド・ミートはアジアに生産拠点を確立し、中国のマーケットに深く関わっていこうとしている。
香港問題の推移は、米中関係により亀裂を生む結果となり、中国にマーケットをもつ米国企業は厳しい環境と予測がつく。
ビヨンド・ミートも同様で悩ましいところだ。
株価はダブル底を経て今日現在120㌦。
株価は米中関係に左右されそうだが、大手食品メーカーの参入によって植物由来代替肉のマーケットはより大きくなりそうな予感がある。
植物由来代替肉市場は端緒についたばかり、今後どこまで拡大するかを確かめるべく、株価の安くなったところで再参入をしてみたい気になってきた。