悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

コロナ第2波

ここにきてコロナ第2波の話題の多さが目立つようになってきた。
21日の日経新聞では1面で「第2波問われる戦力」で、早い段階で経済制限した国とそうでない国の比較をしている。
早く経済制限した国が第1波の制御に成功し、失敗した国は感染収束に時間がかかり、厳しい経済制限が迫られ、英国は経済の谷から抜け出せていない...。
また、3面では米国アップルが感染拡大で、再開したフロリダ州などの店舗を再び閉鎖した。経済再開で先行した南部州を中心に患者数が拡大に転じたとある。
本を出版したジムロジャース氏のネット記事もある。
ジムロジャース氏は、株価の行方を占うようなことはしない。
歴史を学び、未来を予測しろ、冷静に周囲を見渡し自分で考え行動しろとだけある。
失敗も成功も自己責任ということは間違いないが...。

ようやく動き出した米国経済が再び止まれば、株価の2番底が再び意識されることになるかもしれない。
そこで、どう受け止め、個人としてどう行動するかということになる。
日本はフルポジ、アメリカも9割まで買い進めてきた。
いま売れば確実に利益が出る。
利食い100人力」という言葉どおりの誘惑にかられるが、下がるにしてもどこで止まるかは、誰にもわからない。
迂闊に売って、再参入出来ないことも過去に数多かった。
個別の入替はしても、よほどのことのない限り売らないと思う。
コロナの手強さは、インフルエンザと比較にならないが、ワクチンと治療薬は第1波より確実に進んでいる。
経済対策も出て来るし、人々の意識も以前とは格段とちがう。
個人ではリモートやテレワーク銘柄も買った。
鈍感ではいられないが、第1波の時のようにならないことを願う。