悠々自適の株式投資

あわてず、さわがず、ゆっくりと(負けない・欲張らない投資)

テンバーガー

どの株がテンバーガーになるか分からないが、夢を買うのも株の醍醐味だ。

テンバーガーは、何銘柄か経験している。
ただし、自分の体験したテンバーガーは、世界初とか新規性とかで短期間に達成され、業績などの根拠は皆無だった。
従って、一夜城のごとくあっという間に急落した。
この時の反省から、上がった株を深追いしないよう気をつけている。

いまは長期狙いだが、長く持つと集中力が続かずに、ある程度利益がでたところで手放すことが多かったし、マイナス株の損切も早いほうだと思う。
過去には、これからは半導体の時代だとエヌビディアに50㌦前後で参戦し、ついでにライバルのAMDも10ドル以下?で買っている。
両銘柄ともに、ある程度の利益は出たが、そこで手放した。
最近では、テスラやズームも同様だ。
長期間でのテンバーガー達成は「粘りと根性」が必要で、見切りの早い自分には無理っぽいと半分は諦めている。
まぁ、結果は自己責任ということに尽きるので、何が良くて何が悪いということもないが、売るのは早いと思うことも多いので、意識して我慢したいものだ。

いま売りたいのがトレード・デスク。209.97㌦で買い現在613.11㌦。
トレード・デスクの時価総額は中堅規模。
まだ、まだ伸びしろがありそうなので、努めて我慢だ。
マイナス株はA&T。30㌦付近で購入。現在28.32㌦で▼5.73%だ。
▼10%まで、まだ少し間がある。

テンバーガー候補をたくさん所持している。
筆頭は、アルテリックス。
10月6日の夜、突如として、28.17%、32.08㌦UP。
前日終値113.88㌦から終値で145.96㌦となった。
待たされたが、ようやく買値を超えてきた。
何故上がったかは不明だが、ビックデーター分析で、付加価値の高いサービスを提供している。
データ分析に課題を抱える企業は多く、240億㌦の市場があると言われている。
アルテリックスの売上は4億1790万㌦で、浸透率はまだ一部に過ぎない。
トレードデスク同様、そんなに注目されている感じもない。
アルテリックスは複数回売買を繰り返したので、ここからはじっくりだ。
これからはAIを駆使したビックデーター解析のアルテリックスやスノーフレークが面白いと思っている。

リボンゴ・ヘルスを合併した遠隔診療のテラドックもモトリーフールによれば、遠隔医療のグローバル市場の1%未満しか獲得できていないという。
遠隔医療は最近IPOしたアメリカンウェルも監視している。

バイオンテックやモデルナもコロナワクチンで有名になったが、むしろワクチンを短期間で生み出す確かな技術に注目すべきで、バイオンテックは10種類のがん治療薬について11件の臨床試験を実施していて、間もなく結果が出るらしい。
モデルナも同様に臨床試験に進んでいるものがある。
コロナワクチンで指定を受けられれば技術の信頼性を増すこととなる。
11~12月に結果が出るが、丁半ばくちの最たる銘柄。
さてさて、丁か半か...。

その他、サイバーセキュリティのクラウドストライク、音楽配信のスポティファイ、人工肉のビヨンドミート、電気自動車のニオ、電気装置のブルーム・エナジー、仮想ピンボードのピンタレスト、毎月のアクティブユーザーは4億人を超えたという。

最近買ったゲームのユニティ・ソフトウェアや小型株のズオラ、プラグパワーだって面白い。

何でも10~20年持ち続ければ、株はおおむね負けはないと言われている。
このまま、売買せずに10年ほっておいたらどうなるだろう。
最近は、それもありかなと思うこともあるが、とても待っていられない。
無理だな。